園長閑話③

子ども園での朝の送迎の時間帯、小さな女の子をつれてきた親御さんが、私を見つけて、「昨日、B子ちゃんが、寝言を言っていました。なんとその子は『園長先生、髪がないからハンサム』といったのです」。その子のお母さんは嬉しそうにほとんど毛がなくなった私の頭頂を見ながらおっしゃたのです。私はとっさに「B子ちゃん、ありがとう。園長先生とっても嬉しいよ、これからもっとハンサムになっていくよ」とその子の瞳に感謝しました。子どもの発想の豊かさの一面を垣間見たような気がしました。子どもって本当に素晴らしい、と思ったのでした。(園長記)

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