初春

新しい年になりました。2020年の幕開けです。本園ではさっそく職員の新年交歓会を行いました。おいしいものを食べて、夢を語り合いました。職員の皆さんの別の一面を知ることができました。職場以外でいろいろなことに挑戦されていたり、努力されたり、活躍されている姿を知り、楽しいひと時を過ごすことができました。日常の保育以外にもいろいろと手を伸ばしていただいて、その成果の一端を子供たちに還元していただきたいと思います。そのためにも働き方改革を行い、職員の皆さんが生き生きと元気で楽しく働ける職場を園長や主任が先頭に立って作って行かなければと、改めて思ったことでした。ちなみに園長の夢は、ひなびた温泉宿で露天風呂にゆっくりつかることです。これをぜひ実行したいと思います。

1月中旬に入って全員の集合写真を取りました。写真は撮影したその日の一瞬の姿ですが、みんなとてもよく撮れていると思いました。写真屋さんの腕もよかったと思いますが、子供たち一人一人の表情がなんと素敵なことか。この子たちが大きくなった時、こども園で群れて遊んだ日々のことを思い出してくれればいいなあと思います。

こども園も三学期を迎え、特に年長クラスの子たちの動きが活発になってきました。心身ともに著しく成長しています。頼もしい限りです。この4月に小学校一年生になります。今、入学前までに身に着けておきたい生活習慣の確認を行っています。いくつもの項目がありますが、相手の目を見てしっかり聞く、履物をそろえる、自分のことは自分でする、挨拶する等々。各項目7割くらいはできてきていると思います。最近気になることがあります。私は時々低い山に登ります。山道ですれ違う人に挨拶しても知らん顔されることが結構あります。お返しは期待してはいけないかもしれませんが、なんだか淋しい気持ちになります。物質的豊かさや便利さと引き換えに、人の心が薄っぺらになっていくような気がしてなりません。子供たちには大きくなっても豊かな感性と思いやりの心を持ち続けてほしいと願っています。(園長記)

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